トピックス

第1交渉権者を特定

県病院事業局 新庄病院医師公舎の設計・施工・管理運営

2010月5月27日掲載

 山形県病院事業局は、老朽化した新庄病
院医師公舎を改築に当たり、設計・施工・
管理運営一括発注方式で提案競技を実施し
た結果、第一交渉権者を特定した。近く正
式に契約する見通し(詳細は、有料会員
ページトピックス及び官庁工事情報に掲
載)。
 この事業では、昭和55〜56年に建設され
た新庄市小田島地内の現院長公舎(W2F16
7.52u)と現第2号職員公舎(RC3F503.0
4u)を解体し、新たに、15戸の職員公
舎(世帯用=3LDK、75u以上、9戸、単身
者用=2LDK、60u以上、6戸)を建設する。
 4月9日に公告され、建築一式工事A等
級、県内本店、自社に設計と施工監理を担
当する一級建築士を含む技術者3名以上の
設計部門を有するか、または、技術者3名
以上の一級建築士事務所と連携しているこ
となどを参加条件に、4月19日までに参加
表明書の提出を受け、5月7日までに提案を
提出。その後、新庄病院長を委員長とす

る審査委員会で、住宅性能表示基準(20点
)、設備仕様機能充実度(10点)、建設限
度額との価格差(5点)、積雪地区におけ
る建設棟実績(10点)、1戸当たりの提案
面積(10点)、提案コンセプト(40点)、
管理運営体制(10点)、最上管内における
地域貢献実績(15点)を1次書面審査し、5
月25日にプレゼンテーション(説明時間20
分)による2次審査(60点)を実施した。
 予定工期は、22年8月中旬から23年3月1
1日までで、解体撤去は予定工期以前に終
了させる。
 建設限度額は、公舎本体外構工事が191,
717,000円、現院長公舎・現2号公舎及び
付帯設備解体撤去が15,570,000円となっ
ている。また、問い合わせへの対応など、
公舎の管理については、23年4月1日から2
4年3月31日までとし、年間の想定委託料は
120,000円程度となっている。