新庄神室が総合優勝
第19回山形県高等学校サーベイコンテスト
2011月6月1日掲載
「測量の日」を記念した第19回山形県高
等学校サーベイコンテストが6月1日、天童
市の山形県総合運動公園で開かれた。今大
会には、平板測量の部に9校、水準測量の
部に7校、トータルステーションの部に8
校、合計95人の高校生が出場。3部門の総
合優勝には、県立新庄神室産業高校が輝い
た。
開会式では、実行委員長の永沢敏秋山形
県測量設計業協会長が「3月11日に発生し
た東日本大震災の影響で、不安定な情勢が
続いており、この大会の開催も危ぶまれた
が、関係する皆様の熱意とご協力で開催す
ることができ、心から感謝する。震災から
の復興には、長い年月がかかると思われ、
ここにいる皆さんも活躍することがあると
思う。日ごろの学習の成果を十分に発揮す
るとともに、測量の意義と重要性について
認識を深め、将来に活かしてほしい」とあ
いさつした。続いて、競技上の注意点を
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審査委員長の前内永敏東北整備局山形河川
国道事務所長が説明し、県立酒田工業高校
の阿部一康君が選手宣誓を行った後、各会
場に分かれ、競技がスタートした。
結果は、平板測量の部では、県立置賜農
業高校が優勝、県立酒田工業高校が第2
位、県立新庄神室産業高校が第3位に決ま
った。水準測量の部では、県立新庄神室産
業高校が優勝、県立山形工業高校が第2
位、県立米沢工業高校が第3位となった、
トータルステーションの部では、県立寒河
江工業高校が優勝、県立長井工業高校が第
2位、県立山形工業高校が第3位となった。
また、この大会は、高校生ものづくりコン
テストの県予選を兼ねており、トータルス
テーションの部で優勝した県立寒河江工業
高校は、県代表として8月27〜28日に岩手
県一関市で開かれる東北大会に県代表とし
て出場する。

▲総合優勝に輝いた県立新庄神室産業高校

▲真剣に競技に取り組む生徒たち(写真は、トータルステーションの部優勝の寒河江工業高校)
