整備促進と利用拡大を誓う
酒田港ポートセミナー
2011月11月18日掲載
山形県ほか6団体の主催による「酒田港
ポートセミナー」が、17日、山形市の山形
グランドホテルで開かれた。会場には約10
0名が出席、はじめに主催者を代表し鹿野
正人山形県県土整備部長が「平成15年度で
リサイクルポート指定、20年に重点港湾指
定、そして今年度は日本海側拠点港のリサ
イクル貨物拠点港に選ばれた。この流れに
乗って、盛り上げ、利用拡大を図っていこ
う」とあいさつ。
来賓として出席した梶原康之東北整備局
副局長が「リサイクルポートとしてスター
トラインについたところ。地域の個性をど
う伸ばしていくか、今後の努力にかかって
いる。国土交通省として持続可能な社会の
実現に向け、出来る限りのサポートをして
いきたい」と述べた。
セミナーでは、酒田港のプレゼンテーシ
ョン、利用企業紹介のあと吉田進環日本
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海経済研究所名誉理事長が「日本海対岸諸
国の情勢と日本海側港湾の可能性」と題し
た講演を行った。
日本海側拠点港は、国土交通省が昨年か
ら、成長が見込まれる中国、ロシアといっ
た対岸諸国との経済交流の活発化を目指
し、整備を進めていく。指定港には予算措
置や規制緩和など国の集中的な支援が受け
られる。

