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4月1日から新しい納入書に変更

山形中央生コン協組 JIS改正に伴い事前説明会

2010月3月30日掲載

 山形中央生コンクリート協同組合(國井
仁理事長)は3月30日、前日の寒河江会場
に引き続き、山形市松栄地内の県高度技術
研究開発センターで「JIS A5308 改
正」に伴う事前説明会を開いた。
 当日は、建設企業57社から約90人が参加
した。國井理事長は「生コンクリートは、
いうまでもなく建設事業の主力資材であ
り、当組合としても、お客様に適正な価格
で、安定した品質のものを供給していく義
務がある。今回の改正で、生コン配合の透
明性、信頼性を高めるために、納入書等が
変更されるが、ご理解をいただきたい」と
あいさつした。
 21年3月20日に公示された今回の改正で
は、環境に配慮したレディーミクストコン
クリート規格として、再生骨材Hの引用、
スラッジ水利用の促進、付着モルタルの適
用範囲の拡大、購入者への情報提供の拡充
として、従来の配合報告書の位置づけの

明確化及び内容の充実、納入書の内容の充
実が挙げられており、特に直接関係する内
容として、これまでの配合報告書から配合
計画書へ名称が変更になることと併せ、4
月1日から納入書が変わることに重点に説
明された。
 4月1日から全面導入される新たな納入
書では、配合表の欄が設けられ、セメン
ト、混和材、水、細骨材@、細骨材A、細
骨材B、粗骨材@、粗骨材A、粗骨材B、
混和材@、混和材A、水セメント比、水結
合材比、細骨材率、スラッジ固形分率の数
値が記入されるとともに、その数値が、標
準配合に記載の単位量、修正標準配合に記
載の単位量、計量読み取り記録から算出し
た単位量、計量印字記録から算出した単位
量、計量印字記録から自動算出した単位量
なのかも記載される。

國井理事長
▲國井理事長