トピックス

念願の統合中学校が完成

大石田町 4月から開校へ

2010月3月31日掲載

 大石田町が整備を進めてきた統合中学校
が完成し、3月31日、新しい建物内で竣工
式典が開かれた。
 当日は、関係者約70人が出席し、阿部孝
義町長や、設計を担当した平吹設計事務所
の平吹和之社長、監理を担当した古澤設計
事務所の古澤皓司社長、市村工務店の市村
清勝社長らが玉串を捧げ、竣工を祝った。
 神事終了後にあいさつした阿部町長は「
中学校統合は、昭和47年から提唱され、今
日の竣工まで、実に38年という時間がかか
った。ご協力していただいた皆様に心から
厚く感謝している。私としても、感無量。
設計の段階から、町民の要望を取り入れて
いただき、さらに施工の段階でも、職人の
町大石田として、多くの町内の業者を参加
させていただくという画期的な工事となっ
た。施工に携わった皆さんに、最高の技術
でつくり上げていただき、子どもたちが誇
らしく通える立派な施設が完成した」とあ
いさつした。
 施工者を代表してあいさつした市村社長
は「校舎は平成20年9月に着工したので

十分な工期があったが、体育館・武道場は
、昨年6月の着工で、雪が降るまでが勝負
だった。町長を始め、町民の皆様に約束し
た工期までに、なんとしてでも完成させよ
うと現場の作業員が一丸となって施工に従
事し、また、多くの方々の祈りが通じて、
雪も例年より少なく、無事に完成させるこ
とができた。多くの皆様に御褒めの言葉を
いただいて、建築をやっていて本当に良か
ったと感じている」と述べた。
 新しい中学校は、大石田町大石田地内の
旧大石田高校跡地23,732.73uに、校舎RC
3F3,940.25u、体育館・武道場RC一部SRC
3F3,054.42u(渡り廊下80.32u含む)
の規模で建設された。設計は平吹設計事務
所、設計監理は古澤設計事務所、施工は、
校舎が、建築主体を市村工務店、電気設備
をユアテック、機械設備を黒澤建設工業、
体育館・武道場が、建築主体を市村工務
店・今田組・西塚工務店特定JV、電気設
備をタカハシ電工、機械設備を黒澤建設工
業が担当した。

関係者によるテープカット
▲関係者によるテープカット