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3月にも設計作業完了へ

蔵王高等学校の校舎移転新築

2010月1月8日掲載

 学校法人・蔵王高等学校(山形市飯田3
丁目11の10 石原弘廸理事長)は、創立5
0周年を迎える23年の完成に向けて、新校
舎の建設を計画し、ACD計画・平吹設計
事務所共同企業体に基本設計業務を委託
し、準備を進めている。
 建設用地は、国道13号沿いの山形市飯田
1丁目地内の旧前田製管山形支店跡地(写
真)の約7,600uで、ここにS造3階建、
延べ約4,400uの新校舎を建設する。1階
には、職員室や事務室、校長室などの管理
部門と一部の特別教室、2階に普通教室と
特別教室、3階に多目的ホールを配置する
予定だ。学校関係者は「既存施設は、高台
の緑豊かな環境の中にある。校舎は移転

しても、明るく緑豊かなイメージを大事に
して、50周年という節目の年に当たり、教
育内容や指導方針なども、より一層良いも
のにしていきたい」と話す。
 新校舎の完成後は、既存校舎棟を解体
し、グラウンドを拡張する。実習棟と体育
館については、平成5年および10年に全面
改修を行っているため、既存施設を活用し
ていく。 
 23年の4月、遅くとも10月1日に予定し
ている記念式典までには完成させたい意向
のため、今後、設計作業を進め、3月まで
には建築確認申請を提出するとともに、施
工者の選定作業に着手する予定だ。