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15日まで参加受付

芳賀土地区画整理組合 商業街区の開発事業者

2010月1月8日掲載

 天童市芳賀土地区画整理組合(天童市長
岡北1の1の16)は、事業地内のほぼ中央に
当たる78,563.66uの商業街区の事業予
定者を提案型プロポーザル方式で選定する
ため、募集を開始した。参加表明書および
参加資格確認申請書は1月15日まで。応募
書類は、1月29日まで受け付ける。基礎審
査を踏まえ、2月1日から8日までの予定
で、組合員に有識者を交えた選定委員会で
提案を審査した後、事業予定者を決定する
方針だ。
 応募の条件としては、対象地全体につい
て一括して譲渡・貸付を受け、自ら提案す
る施設を整備し、用地の貸付部分について
事業期間中、安定して継続できる企画力、
技術力および経営能力を有する者で、提案
内容の施設計画および事業の運営に必要な
資力および信用等を有する者、過去10年間
に、提案した内容と同等(施設内容および
規模)の施設整備事業の実績があること、
また、これと同等以上の能力を有している
と認められることなどとなっている。

 芳賀土地区画整理事業は、天童市街地南
西側の73.2haを対象に、19年度に都市計
画決定され、組合施行で順次整備が進めら
れており、保留地分譲は23年度を目標とし
ている。今回、対象となっている商業街区
は、もともと都市計画決定時には、第一種
低層住宅専用地域だったが、市内における
大型店舗の撤退などから、賑わいと交流を
生み出す施設の復活を望む市民の要望に応
える形で、昨年、用途が変更され、山形県
とも12月24日の審議会において整合性が図
られ、近く知事の同意も得られる見通しと
なっている。 
 また、この商業街区開発に当たっては、
地区のまちづくりに貢献することを前提条
件とし、「環境と調和した魅力あるまちづ
くり」という開発コンセプトと、「環境の
確保に配慮したまちづくり」「多様な世代
が集うコミュニティ豊かな生活交流拠点の
形成」「地域と調和した景観と防災機能の
創出」というまちづくりの誘導目標も設定
されている。